
先日、クアラルンプールの都心部にあるお寺をふらりと訪れてみたんですが、
あまりにも雰囲気がおしゃれで、しかも落ち着いていて…まるで別世界に入り込んだような感覚になりました。
場所はにぎやかな通りから少し入っただけなのに、急に静かな空気に包まれて、
歩くスピードが自然とゆっくりになるのを感じました。
門をくぐるとすぐに目に入ったのが、池に咲いた蓮の花たち。
澄んだ水の中に、ふわりと浮かぶ淡いピンクの花びらがとても美しくて、思わず足を止めてじっと眺めてしまいました。
建物のデザインもとっても印象的で、屋根は鮮やかな黄色に彩られていて、青空によく映えるんです。
中華寺院らしい曲線のあるフォルムや細かい装飾も素敵で、写真を撮る人の気持ちがよく分かります(笑)
でも決して観光地っぽく騒がしい感じはなくて、祈りの空気が静かに漂っている場所。
地元の方がそっとお線香を立てていたり、ベンチで休んでいたりと、それぞれのペースで過ごしていて、
その“人の流れ”すら心地よく感じられるような空間でした。
私も少しの間ベンチに座って、蓮の池をぼーっと眺めながら深呼吸。
喧騒の中にこんな“癒しのポケット”があるなんて、やっぱりマレーシアって奥深い国だなぁと実感しました。
「お寺=観光地」ではなくて、心を整えるためにふらりと立ち寄れる場所。
そんなふうにお寺が生活に溶け込んでいるマレーシアの文化が、私はとても好きです☺️🌿