
マレーシアに来てすぐの頃、いちばん戸惑ったのが“英語なのに聞き取れない”問題でした。
そう、マレーシアでは英語がかなり通じる…はずなのに、なんだかリズムが違う、発音が違う、聞こえ方がぜんぜん違う!
いわゆるマレーシアンイングリッシュというやつで、最初のうちは「えっ、いま何語だったの?」と聞き返すこともしばしば😅
語尾に「lah(ラ)」とか「meh(メー)」とかがついていて、文章の最後が上がるような独特のトーンがあって、
それがまた親しみやすさでもあり、難しさでもあり…という感じ。
たとえば、
「Can lah.」=「いいよ、大丈夫だよ」
「You want or not?」=「欲しい?」
みたいな、独自の言い回しに最初は戸惑うことばかり。
しかも、話すスピードが速い方も多くて、学校で習った“ゆっくりキレイな英語”とはまったく別物に感じました💦
「リスニング力って、こういうときに鍛えられるんだな…」と実感。
でも、時間がたつにつれて、耳が慣れてきて少しずつ聞き取れるようになってくるんです。
そして、通じたときの嬉しさがじわじわ自信になって、「完璧じゃなくても大丈夫なんだ」って気持ちに変わっていきました。
何より、マレーシアの人たちはこちらが言葉に詰まっても笑って助けてくれる優しさがあるので、心が折れずにいられるのがありがたい☺️
今では「lah」を自然に語尾につけてしまうことも…ちょっとだけマレーシアに馴染んできたのかも?(笑)
「聞き取れない」を乗り越えた先には、“伝わる楽しさ”がちゃんと待ってる。
そんなふうに思えるようになったのは、マレーシアで暮らしながら少しずつ積み重ねてきた体験のおかげです🌿✨